防火服は消防署や消防学校、防衛省、海上保安庁、またさらには、火を扱う製鉄所、化学会社等で使用されており、火災、有害物質、化学薬品等の危険なものから身を守ります。
常に安全性が求められる防火服ですが、2022年に総務省消防庁より、さらなる安全性を意識した防火服のガイドラインの通知があり、一定の作業等が求められるようになっています。
現在、防火服の洗濯乾燥方法は、デッキブラシを使用した面積のこすり洗いや家庭用洗濯機での洗濯、また、防火服は天日干しでしかできないことから付着した危険物質が乾燥されているのが現状です。
これらの洗濯乾燥方法は、特殊加工された防火服の生地を傷め、機能が失われていく為、焼け焦げやメンテンスが行える防火服用洗濯乾燥設備の導入と評価は非常に高まっております。
防火服用洗濯乾燥機の導入は、防火服用に使用される特殊な構造の生地でも生地へのダメージを最小限に抑えた洗濯乾燥を可能にし、さらなる安全面で乾燥することもでき、二次汚染による汚染水域拡散を定義することができます。
防火服用洗濯機及び乾燥機の使用は、本来の防火服の機能を失うことなく、常に清潔な状態を保った防火服での活動を可能にします。